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器のこと
かたち、色、手触り──
ひとつひとつの器が持つ個性と、その成り立ちについて記しています。暮らしの中でふと感じる静かな存在感をたどるような記録です。


工房で過ごす、二つの世界
工房の扉を開くと、静寂の中に土の匂いと木の机のざらつきが漂っています。 外から差し込む光がゆっくり混ざり合い、空気がほんの少し揺れる。 今日も、何かが生まれそうな予感が工房に満ちています。 ここで過ごす時間は、POOL+の制作とennen.(中国)の企画展の制作──...
9月8日


– wadでの個展を終えて –
本当は、もっと早く書いておきたかったのですが、 気持ちの整理に少し時間がかかってしまいました。 個展が終わってからも、日々の余韻が静かに残っています。 今日は少しだけ、そのことを綴らせてください。 wad個展の風景 今回のwadでの個展は、5年ぶりの開催でした。...
7月3日


詩と思想のあいだで──器をつくるということ
器に込めた、静かな思想 器は、見た目だけでも、使いやすさだけでも、どこか片手落ちだと思うのです。 触れたとき、ふと心がほどけるような。 目に見えないところにまで、手が届いていると感じるような。 そんな器を、静かに、でも確かに、目指しています。 形と機能、美しさの交差点で...
6月17日
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